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理事長ブログ:No.45「藻谷浩介氏に学ぶ(3)」

ブログNo.42で紹介した書籍の中で、藻谷氏は、「新型コロナウィルスで変わらないもの・変わるもの」のタイトルで、持論を展開されている。私はこの内容から、講演に先立ち、興味を持った主張内容をリスト化し、講演時に機会が有れば質問させて戴こうと考えて準備を進めた。その内容を、以下に紹介する。
(1)現在進行形の事象を分析し、事実を認識し、分析の際には、「一次情報」を使うとし   たうえで、二次情報。三次情報の活用の仕方には、注意を要する。
(2)「コロナ禍では、日本は変わらない」と言い切ったうえで、「強制ではなく自制、管   理ではなく自粛が通用する事態を生んだ」と指摘されている。更に続けて、「日本人   の行動を基本的に変革しなかった新型コロナウィルスが、一転して今後の社会を変え   ていくとは、信じられない」とも言い切っておられる。そしてもし変わるとすれば、   「伝統回帰」の方向へと言われる。
(3)コロナ禍でグローバル化の何処を見直すべきなのかのについては、「インバウンド観   光は、日本人の血肉に根差した快感のツボを刺激する、伝統のお家芸なのだ」「イン   バウンド活性化こそ、日本の伝統回帰の一つ」だと主張される。更に重ねて、今後の   インバウンドの方向性として、「少ない客に高単価できちんとしたサービスを提供す   る」ことと説く。
(4)「コロナ禍は経済の東京一極集中の見直しの契機となるか」に関しては、「お金の代   わりに、時間と空間と自己決定権を手に入れた若者」の行動への注目の必要性を説か   れる。
以上のような、興味深い主張に対して、自分の知見も加えて質問をしてみたいと準備して当日を迎えた。その内容は次回に。

2021/03/27

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