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理事長ブログ:No.56「何故、利益が必要なのか」

「二度あることは三度ある」の諺もあるが、この2週間ばかりの間に、企業のトップとお話 しする中で、タイトルの言葉を話すことが3度ほど続いた。「何故利益が必要なのか」当た り前と言えば当たり前なのだが、新型コロナウィルス禍がパンデミックな状態になって以降 中小企業の多くは、営業利益での赤字決算を余儀なくされている。そして今後の経営を考え るにつれ、利益の出しにくさに呻吟している。そこでつい私は、「何故利益は必要なのか」 をつい、講釈してしまう。
何故利益が必要なのかの答えは、かのピーター・ドラッガーが明快な言葉を残されている。 「利益とは、サバイバルのためのコストである」。要約すればその意味であるが、その指摘 された言葉を、もう少し原文を辿ってみると、「社会と経済にとって必要不可欠なものとし て、利益については弁解など無用である。企業人が罪を感じ、弁解の必要を感じるべきこと は、経済活動や社会活動の遂行に必要な利益を生むことが出来ないことについてである」。 他にもある。「利益は、個々の企業にとっても、社会にとっても必要である。しかしそれは、 企業や企業活動にとって、目的ではなく条件である」。

そうは言われてもの言葉が、中小企業経営者からは戻ってくる。ただ、もともと日本の企業 の利益率(売上高から経費や税金を差し引いた利益率)は、欧米諸国と比較しても低いこと が、報告されている。因みに、2.4%である。
ましてや、中小企業はという言葉も出てくるし、このいつ終焉するか判らないコロナ禍でと の思いも理解できる。だからこそ、私から提案させて戴いているのは、売上目標設定的な事 業計画から、利益目標設定的な事業計画づくりをトライしてみませんか。の一言である。
もしこのことに興味のある会員企業は、事務局に一言声がけをして欲しい。内容説明に飛ん でいきますので。

2021/06/12

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