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理事長ブログ:No.62「東北に根差したクルマづくり」セミナーをお聞きして(3)

世界中で脱炭素の動きは、日々加速している。その中でも二酸化炭素(CO2)排出規制の 強化は常に話題となるが、この中で自動車業界に与える影響も甚大だ。
このような環境下で、豊田章男氏は、トヨタの社長である前に、日本自動工業会会長とし て、このような変化が自動車産業に与える影響を何度も発信している。その一つに、「自 動車の全てがEV車になれば、日本では、100万人の雇用と15兆円の貿易黒字が失われるこ とになりかねない」と。
その一方、トヨタの社長としては、電気自動車(EV)や燃料電池自動車(FCV)の他 にも、水素エンジン車の開発にも力を入れており,24時間耐久レースなどでは、敢えて水 素エンジン車での参加も試みている。
ただ、世界の状況は、更に自動車産業を揺るがすような規制が発表されている。例えば、 EUは、7月14日に、2035年に発売できる新車は、EVとFCVのみ発売できるとした。 このような動向は加速することが有っても、後戻りすることは無いだろう。
そして大企業だけでなく、部品やユニットを納める中小企業にも、その生産過程での二酸 化炭素削減が求められるのは、当然の成り行きと思う。中小企業も生産過程での、再生可 能エネルギーでの生産へのシフトを早めに対策が必要となる。と私は考えているのだが。

2021/07/23

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