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理事長ブログ:No.70「中小企業白書を紐解く(6)」

今回で「中小企業白書」に関するブログは、最終回になるが、具体的方策としての「消費者 の意識変化と小規模事業者の底力」に関して整理する。

今回のコロナ禍による消費者の意識や行動の変化を一過性のものとみるか、それともこれを 「新状態」(ニューノーマル)と捉えるか。当然消費者の意識変化にいち早く対応している 中小企業も少なくないが、これが結局は、アフターコロナ後も自社の競合力に繋がると考え たい。地域に密着してるから、見えてくる消費者の変化、その対応のスピードが、今後の競 争力となることは間違いない。
加えて、このような時こそ、ピンチはチャンスと捉え、中小企業の底力を発揮すべきではな いか。それにいち早く気づいた中小企業は、例えば「環境・エネルギー分野」やそれとも関 係の深い「SDGs」を新たな商機分野と捉え、自社保有技術の磨き直しや、他者とのオー プンイノベーションで事業分野進出を図っている。
SDGsは、ご存知かと思うが、15年の国連総会で決まった経済、環境、社会問題を30 年までに解決しようという世界共通の目標で、17のゴール、199のターゲット、そして 232の指標が示されている。「危機の時代の羅針盤」とも言われている。
17のゴールだけでなく、199のターゲットを紐解くと、自社の事業活動と関係の深い部 分もいくつか見付けられると思うので、是非一読をお勧めする。
既に挑戦されている企業さんもおられるかと思うが、経済産業省・中小企業庁は、本年4月 から公募を始めた「事業再構築補助金」(現在3回目の募集中)を通じ、新分野進出や業態 転換などに挑戦する企業を後押ししている。

2021/09/17

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