レポート

会員のページ

理事長ブログ:No.79「仙南地域産業経済セミナー」に参加して(6)

承前。志村社長のお話は、テンポよく続き佳境に入る。
導入成功のポイントに繋がるが、ゴールを設定した。それは二つあり、
(1)日々の生産状況・出荷状況・売上を全員で共有、管理できるようにする!
(2)Kintone AWARDに出場する!
最初の項目は、社員全員が見える化、共有化する項目を決め、その現状把握を、日報代わり に、部門別にみんなで入力し、それを共有することで、システム運用への抵抗感を無くすこ とにもなったと思う。この情報であれば毎日必ず見る(見たい)情報であり、チーム毎の一 体感も醸成できたと思う。
二つ目の項目は、社長自身の覚悟であり、縛りに繋がるが、導入しても成果が出なければ、 出場することは、叶わない訳で、不退転の決意が伺われる。
此処でも、社長は、お世話になった専門家の伴走者の感謝すると同時に、アドバイスにより 「心が整い、思考が柔軟になった」と述懐されている。
最初に全社での必要な情報の、見える化、共有化で自信を付けた社員たちは、社長の最初の 社員に対するメッセージ「できなくてもいい」の言葉を励みに、営業部、生産部、製造部そ れぞれで、自分たちのスペースにアプリを活用して、システムを構築していった。ITの専 門家が作成したシステムを購入して使うのではなく、Kitoneが持つ豊富なアプリやフォーマ ットを活用して、自社の自分達のシステムを作り、運用を始めたのだ。
同社も、コロナ禍で大幅な売上減少に見舞われた。地元新聞にも掲載され話題になったが、 起死回生の策として、送料無料お届けの「出前たまご」の宅配ビジネスを開始した。その為 に必要な、書類や宣伝用のチラシ、そして間違いなく事業を継続し、顧客満足を得られるよ うな、例えば「出荷管理表」、「出前マップ」、「顧客管理マスタ」等々、全てKintoneの アプリ活用して自分たちでシステムを作り、運用した。「出前たまご」のアイデアが出てか ら、2週間後に事業がスタートし、1年間で12,000件のユーザーを獲得した。
志村社長は、「変化は、ぼくらの社風となりました」のメッセージで講演を閉められた。

2021/11/19

←一覧に戻る

↑ページ上部へ